労働局にて

先日、労働保険の年度更新の為、労働局に行ってきました。

私が複数社分あったため時間がかかっている間、隣のブースでは２つの
会社さんの手続きが進みましたが、２社とも同じ会話が繰り広げられていました。

担当者：　「法人番号が記入されていないです」
社長さん：　「法人番号？なんですか、それは」
担当者：　「会社に郵便で届いているはずです。」
社長さん：　「知らないなぁ、見たことないなぁ。無いとダメですか？」

「マイナンバー」があまりに気を遣って扱わなくてはならない存在で
あるためか、「法人番号」は存在すら忘れられてしまっているようです。

今年から始まったことですし、「まぁ、今回はいいでしょう」となるかと思いきや、
自力で法人番号を確認して後日電話で労働保険番号とセットで連絡を入れるよう、
指示を受けていました。

忘れがちな欄なので、これから申告に行かれる方は、記入し忘れないよう
ご注意ください。
（個人の会社の場合も、空欄ではなく13マス全てに「０」を記入しなくてはなりません。）

また、用事があり他の階に行くと、普段は空いてて静かなフロアに
椅子が並べてあり、番号札を持った方々がずらっと座っていました。

年更会場じゃあるまいしなぜ！？、と思ったら、最近新設された
助成金の「介護支援取組助成金」の相談・申請窓口が混み合い、
番号札で順番待ちの状況となっているようでした。

仕事と介護の両立支援の取り組みをすると、実際に介護で休む人がいなくても
受給でき、かつ予算の限度に達したら打ち切られるとのことなので、
皆さんの関心も高いようです。

あまり労働局に足を運ぶことがないのですが、普段事務所では知り得ない
今の様子を見ることができ、興味深かったです。

Y.M