つくづく恐ろしいと思ったこと

最近、つくづく恐ろしいと思ったこと。

SNSが日常化、低年齢化している今、使いこなしている世の子供達を見ると、

オモシロイ(オモシロガッテモラエソウ)!!!
→保存(スクリーンショット、写真、動画)→送信(投稿)

この一連の流れがあまりに自動化されていて、驚くほど一瞬に完了。
流れるようにゴールまで手が動いてしまい、その間に善悪を考える瞬間が存在しません。
そして、問題が起こって初めて、「ヤバいことしたかも??」とドキドキするが後の祭り。

身近では、大なり小なり日常的に問題は起こるので見つける度に注意しているのですが、
さすがに最近の出来事には激怒です。

Twitterで友達の秘密のアカウントを見つけ、スクショをして他の友達に送信(一瞬で完了)。
・・・SNS上だけのその子のプライベートが、リアルな日常の人間関係に晒される。

厄介なことに、こういう場合、受け取った子達も、例の「オモシロイ!」から始まる
この過程を瞬時に実行。
拡散し始めたら、もう止められません。

確かにそこには、世間のいわゆる「個人情報」の流出は全くありません。
好きなようにつけた名前と個人を特定できないプロフィール、そこでつぶやく気持ち。
しかし、本人にとっては一般的な「個人情報」よりもっと知られたくない「個人情報」。

しかし、このような状況になった時の子供たちの現状は、
ヤバいかも??と気づいたその時点で胸騒ぎはするけど、
どのみちもう取り返しがつかないので、
「みんなもやっているし。悪いことはしてないし。見られたくなかったなら
鍵かけとけばよかったんだよ」などとなんだかんだ正当化し、
もやもやした気持ちを治めて終わってしまっていることが大半かと思われます。

こうやって、自分が加害者になっていると反省する機会もなく何度も繰り返します。
(今回は私の激怒で本当にマズイと気づき、最初のひとりへの口止めで止まり、
事なきをえましたが、ニュースで見る写真や動画の拡散で捕まる子供達と紙一重。
瞬時に貼り付けた「もの」の違いだけ。)

最近のバイトテロの動画を見ても、善悪を考える間もなく送信完了し
それに対する反省をする機会も無く成長してしまった子達の姿かと思うと、
それが山のように増殖中のこの状況にぞっとします。

Y.M

Filed under: 未分類 — admin 11:58 AM
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